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ハム太郎問題への経緯
日記を読んでいない人のために、ハム太郎事変が勃発するまでの経緯を日記より、転載しておく。



12月25日
今日は、なんばに今、何かと話題の、ゴジラと、ポッポコハム太郎劇場版を、知人の源十郎氏と見にいった。期待に胸ははりさけんばかりである。
なにせこの2作品はマニアを歓喜させるために作ったとしか思えないよう強力なバックグランドをもっているのだ。


金子監督の「ハム太郎見にくる子供を本気で泣かします。」の宣戦布告にはじまった、一連の見苦しいどろどろ劇。

ハム太郎側は、「売られた喧嘩はかいまっせ!!」とばかりに、アニメ界の用心棒、出崎統をひっぱりだしてきての、全面戦争、はたしてどちら側に軍配はあがるのか!!ハム太郎はキラキラ光るのか!!
 
この対決は、ある意味、高田、グレ−シ−戦よりも見所にあふれていると言えよう。
 そして、わたしはこの強力なマッチメイクをした東映に感嘆するとともに、なぜこんな無謀なことをしたのかと、驚愕しざるをえなかった。

 少し考えればわかることだろう、ゴジラ、金子監督ファンと、ハム太郎ファンを一緒の空間に押し込めるということは、バンビとハイエナを同じ檻に入れるのと同じだということが!!
断言する、この作品が打ち切られるまでに、必ず、とんでもない性犯罪が両手で数えきれないほどおこる、まず間違いない!!

 さて、なにはともあれ劇場に入る,入り口には「ゴジラ見て子供泣いても知りまへん。」
(要約 華倫変)という責任放棄の張り紙横目に劇場にはいる。
もぎりで、ハム太郎を食うゴジラという、メッセ−ジ性の強いキ−ホルダ−をもらいつつ中に入る。








 中にはいると、いきなりの異臭でくらくらくる。
ガキの放つ乳臭さと、社会のクズが撒き散らす、酸っぱい臭いのせいだ。
「なんか、ヨ−グルトの臭いでゲス。」
源十郎氏は感じたままつぶやいた。なるほど、そのとうりだ。


 しかし、今気づいたのだが、私達も、酸っぱくないですか?
クリスマスにゴジラ見てるメガネ二人ずれは、異臭を放ってませんか?
もぎりのおねいちゃんが、私の手になるたけ触れないようにしてたのは気のせいですか?

 いやいや、そのことは考えないでおこう。ニュ−シネマパラダイスのごとく、映画は現実逃避の場なのだ。



 で、見た感想、源十郎氏は否定的だったが、個人的にゴジラおもしろかったです。
特撮はだめだけど、話は面白かったと思う。
ただ、ゴジラに関してはうろ覚えなのだ。
確かに子供は監督の思惑どうり、泣き叫んでいた。しかし、それだけだ。
 
 なにせ、ハム太郎が凄過ぎた!!それに関しては、長くなるので「知と教養の広場」に書くが、今回の試合間違いなくハム太郎の圧勝である。
 
 こえ-よ、ハム太郎・・・・・。